科目B対策 試験について

基本情報技術者試験 科目B

  • 人材
    IT を活用したサービス,製品,システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者
  • 求めるレベル
    上位者の方針を理解し,自らプログラムを作成できる。
  • 採点方式
    IRT による採点方式で 600 点以上 1000 点満点
  • 試験時間
    100分
  • 出題数:計20問 ※全問必須回答
    • アルゴリズム:16 問
    • 情報セキュリティ:4 問

疑似言語の仕様

〔擬似言語の記述形式〕

記述形式 説明
○手続名又は関数名 手続又は関数を宣言する。
型名: 変数名 変数を宣言する。
/* 注釈 */、// 注釈 注釈を記述する。
変数名 ← 式 変数に式の値を代入する。
手続名又は関数名(引数, …) 手続又は関数を呼び出し,引数を受け渡す。
if (条件式1)
処理1
elseif (条件式2)
処理2
elseif (条件式n)
処理n
else
処理n + 1
endif
選択処理を示す。
while (条件式) 処理 endwhile 前判定繰返し処理を示す。
do
処理
while (条件式)
後判定繰返し処理を示す。
for (制御記述)
処理
endfor
繰返し処理を示す。

※ 選択処理に関して、条件式を上から評価し,最初に真になった条件式に対応する処理を実行する。以降の条件式は評価せず,対応する処理も実行しない。どの条件式も真にならないときは,処理n + 1を実行する。各処理は,0以上の文の集まりである。

変数の宣言

変数を宣言する。(作成する)

  • 文法
型名: 変数名
  • プログラム例
整数型: ret

変数の代入

変数に式の値を代入する。

  • 文法
変数名 ← 式
  • プログラム例
ret ← 100

変数の宣言と代入のセット

変数の宣言と代入を同時に行う。

  • 文法
型名: 変数名 ← 式
  • プログラム例
整数型: ret ← 100

if文

選択処理を示す。条件式を上から評価し,最初に真になった条件式に
対応する処理を実行する。以降の条件式は評価せず,対応する処理も実行しない。
どの条件式も真にならないときは,処理 n + 1 を実行する。
各処理は,0 以上の文の集まりである。
elseif と処理の組みは,複数記述することがあり,省略することもある。
else と処理 n + 1 の組みは一つだけ記述し,省略することもある。

  • 文法
if (条件式 1)
 処理 1
elseif (条件式 2)
 処理 2
elseif (条件式 n)
 処理 n
else
 処理 n + 1
endif
  • プログラム例
if (age が 3 以下)
  ret ← 100
elseif (age が 5 以下)
  ret ← 300
else
  ret ← 500
endif

while文

前判定繰返し処理を示す。
条件式が真の間,処理を繰返し実行する。
処理は,0 以上の文の集まりである。

  • 文法
while (条件式)
 処理
endwhile
  • プログラム例
count ← 2
while (count が 5 以下)
 count ← count + 1
endwhile

do-while文

後判定繰返し処理を示す。
処理を実行し,条件式が真の間,処理を繰返し実行
する。
処理は,0 以上の文の集まりである。

  • 文法
do
 処理
while (条件式)
  • プログラム例
count ← 2
do
 count ← count + 1
while (count が 5 以下)

for文

  • 文法
for (制御記述)
 処理
endfor
  • プログラム例
for (count を 1 から 5 まで 1 ずつ増やす)
 count ← count + 1
endfor

関数

関数の宣言

手続又は関数を宣言する。

  • 文法
○戻り値の型: 関数名(引数の型: 引数1, 引数の型: 引数2 ...)
  処理
  return 戻り値
  • プログラム例
○文字列型: fizzBuzz(整数型: num)
  文字列型: result

  if (num が 3 と 5 で割り切れる)
    result ← "3 と 5 で割り切れる"
  elseif (num が 3 で割り切れる)
    result ← "3 で割り切れる"
  elseif (num が 5 で割り切れる)
    result ← " 5 で割り切れる"
  else
    result ← "3 でも 5 でも割り切れない"
  endif

  return result

関数の呼び出し

関数を呼び出す。

  • 文法
関数名(引数1, 引数2...)
  • プログラム例
fizzBuzz(3)

〔演算子と優先順位〕

演算子の種類 演算子 優先度
() .
単項演算子 not
二項演算子 (乗除) mod × ÷
二項演算子 (加減)
二項演算子 (関係)
二項演算子 (論理積) and
二項演算子 (論理和) or

注記:

  • 演算子 . は,メンバ変数又はメソッドのアクセスを表す。
  • 演算子 mod は,剰余算を表す。

注意

本概要は2023年8月時点で出ているIPAの情報をまとめたものです。
正確な情報はIPAのホームページで確認してください。


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