
eヘルスケアの情報漏えい、何が対象? 医師向け配信約8,000件と病院なびへの影響
ブラストメールへの不正アクセスで、eヘルスケアの医師向け配信情報等に漏えいの可能性。氏名・メール約8,000件と管理画面URL等、確認リストの意味、サービス本体への影響と相談先を整理します。
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ブラストメールへの不正アクセスで、eヘルスケアの医師向け配信情報等に漏えいの可能性。氏名・メール約8,000件と管理画面URL等、確認リストの意味、サービス本体への影響と相談先を整理します。
eヘルスケアのブラストメール事案は、医師向けアンケート等のメール配信先情報に漏えいの可能性があるという公表です。医師の氏名・メールアドレスは約8,000件で、病院なびPRサービス関係の約1,000件をその内数としています。
10月23日の公表では、医療機関検索サイト「病院なび」等のサービス本体は、対象のメール配信システムから独立しており、影響はないと説明しています。以下は2026年11月5日に確認した、eヘルスケアの現行サイトで案内する10月23日公式PDFと東邦ホールディングスの同日公式PDFに基づきます。
対象は医師向けアンケートと病院なびPRのメール配信情報

会社がブラストメールを利用していた用途は、医師向けアンケートサービスのメール配信と、病院なびPRサービスの申し込み御礼メール配信です。一般の患者が病院を検索した履歴全般や、病院なびの患者情報すべてが対象という発表ではありません。
漏えいの可能性がある情報は、医師氏名・メールアドレス約8,000件、医療機関名約1,000件、医師用アンケート管理画面URL約7,000件、医師の生年月日約30人分です。病院なびPR関係の氏名・メール約1,000件は約8,000件に含まれます。項目ごとの数字は足して被害人数にすることはできません。
配信先情報に住所・電話番号・クレジットカード情報は含まれないと明記しています。管理画面URLが項目として挙がっているため、メールアドレスだけの事案ともいえません。
10月23日時点で漏えい確認リストに含まれず。ただし対象外の確定ではない

同社の発表は、ブラストメール運営会社からの一次報告で、漏えいが確認された288契約のリストにeヘルスケアのIDは含まれていなかったとしています。しかし、調査・精査で変動する可能性があり、同社の配信先情報に漏えいがないと確定したものではないと明記しています。
288契約は10月23日の報告で参照した当時の数字です。提供元の調査はその後も更新されています。これを現在の全体件数として使ったり、逆に提供元の件数増加だけを理由にeヘルスケアの全件流出が確定したと書き換えたりはできません。個別の結果は会社からの続報と案内で確認します。
アンケートは一時停止の案内。病院なび本体とは独立

10月23日の発表では、医師向けアンケートサービスを一時停止し、個人情報保護委員会へ報告するとともに、対象の利用者への案内を順次進めているとしています。通知を全員へ送り終えた日時や、アンケートの再開日は記載されていません。
一方、10月23日の両社公表では、「病院なび」「病院なびHPサービス」「病院なびPRサービス」の本体は、当該配信システムと完全に独立しており影響はないとの説明です。メール配信での情報の可能性と、検索サイトやHPサービス本体の侵害・停止を混同しないでください。
現行コーポレートサイトは簡易表示。問い合わせはメール案内へ

会社は、対象者へ不審メール等への注意を呼びかけ、疑わしいメール内のURLをクリックせず削除するよう案内しています。11月5日確認時点で、eヘルスケアのコーポレートサイトは「セキュリティ強化に伴うメンテナンス」のため簡易表示となり、一般のお問い合わせ先をinfo@ehealthcare.co.jpと案内しています。現行公式サイトの問い合わせ欄で連絡先を確認してください。本件専用の電話・受付時間は、公表PDFには記載されていません。
現在のコーポレートサイトの簡易表示は、そのページが案内するメンテナンスの状態です。10月23日のブラストメール事案の発表と合わせて「病院なび」本体も停止していると読み替えることはできません。以前の問い合わせフォームの案内を使わず、現行サイトで連絡方法を確認してください。
同じ東邦HDグループでも、10月19日公表のエンタッチのデータベース事案とは別の会社・別のシステムです。エンタッチの予約情報の流出確認を、この約8,000件の確定結果へ読み替えることはできません。確認履歴:2026年11月5日、現行公式サイトと、同サイトがリンクする公表PDF、問い合わせ欄を確認。
PDF図とカバーはeヘルスケア10月23日公表の原文抜粋で、赤枠・ラベル・説明・字幕は当サイトが追加。11月4日の原本と11月5日に再取得した旧公開先および現行サイトからリンクされたPDFが同一であることを確認しました。現行サイトの簡易表示・一般問い合わせメールの図は11月5日の実Chrome画面の2か所を抜粋して縦に配置。出典と確認・撮影日は各図に記載。

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