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ふるさとチョイス いつ戻る? 445万件が流出

ふるさとチョイスにログインできない、いつ戻る? 445万件流出、止まった9サイトと今やること

ふるさとチョイスは10月19日から止まったままで、再開時期は未定です(10月22日時点)。運営会社は会員情報4,454,097件の流出を発表しました。au PAY ふるさと納税など9サイトも停止中。パスワードの使い回し先の変更と、お詫びを装う連絡への注意が必要です。

ニュース2026年10月20日公開 5日前更新
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この記事のポイント

ふるさとチョイスは10月19日から止まったままで、再開時期は未定です(10月22日時点)。運営会社は会員情報4,454,097件の流出を発表しました。au PAY ふるさと納税など9サイトも停止中。パスワードの使い回し先の変更と、お詫びを装う連絡への注意が必要です。

ふるさとチョイスは10月19日15時50分から止まったままで、10月22日時点でも再開の時期は決まっていません。運営するトラストバンクは10月20日、不正アクセスで会員情報4,454,097件が外部に流出したと発表しました。

ログインできないのは端末や回線の不具合ではありません。いまできることは、ふるさとチョイスと同じパスワードを使っている別のサービスのパスワードを変えることと、お詫びを装った連絡のリンクを開かないことです。

ふるさとチョイスはいつ戻る? 再開時期は未定のまま

ふるさとチョイスのトップページは寄附画面の代わりに流出を伝えるお知らせだけを表示している
出典:ふるさとチョイス公式サイト(2026年10月22日18時32分取得、抜粋・赤枠と注釈を追加)。

10月22日にトップページを開くと、寄附やログインの画面ではなく、流出を伝えるお知らせだけが表示されました。10月20日の発表は、再開時期は「現時点では未定」で、安全性を確かめてから決まり次第知らせるとしています。

10月22日18時半の時点で、トラストバンクのニュースルームに10月20日より新しい発表はありません。アプリの再インストールやブラウザの設定変更では直らないので、再開の知らせを待つことになります。

流出したのは会員情報445万件。自分が対象かは個別に調べられない

トラストバンクの10月20日の発表。会員情報4,454,097件、氏名・メールアドレス・住所・電話番号・ハッシュ化されたパスワード・寄附控除試算額が流出
出典:トラストバンク「不正アクセスによる寄附者様情報の外部流出に関するお詫びとお知らせ」(2026年10月20日発表、10月22日取得。題名と1・2節を抜粋し、間の前文を省略。赤枠と注釈を追加)。

流出が確認されたのは、ふるさとチョイスに会員登録した寄附者の情報です。項目は氏名、メールアドレス、住所、電話番号、ハッシュ化されたパスワード(元の文字列に戻しにくい形へ変換したもの)、寄附控除試算額の6つです。発表は、件数や内容が今後の調査で変わる可能性があるとしています。

発表には、自分の情報が含まれているかを確かめる方法や、対象者へ個別に連絡するといった案内はありません。会員登録したことがあるなら、自分も含まれている前提で次の対策をしておくほうが安全です。

寄附控除試算額は、控除を受けられる寄附額の目安として試算した金額です。年収や家族構成をもとに計算する数字なので、お金の話を持ち出して信用させようとする連絡にも気をつけてください。

今やることは2つ。パスワードの使い回し先を変え、お詫びメールのリンクは開かない

流れた項目ごとの起こりうることと、やること。メール・電話・住所・氏名からはお詫びを装った連絡に注意、ハッシュ化パスワードからは使い回し先のパスワード変更
運営会社の10月20日の発表にある「寄附者の皆様へのお願い」をもとに作成した図。

運営会社が寄附者に求めているのは、ふるさとチョイスと同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使っている別のサービスで、パスワードを変えることです。パスワードはハッシュ化されていますが、使い回しているサービスへの不正ログインを防ぐための依頼です。ふるさとチョイス自体は止まっているので、いまはパスワードを変更できません。

トラストバンクや関係先を名乗る不審なメール、SMS、電話、郵便物にも注意が呼びかけられています。お詫びや本人確認をうたう連絡が届いても、本文のリンクや添付ファイルは開かず、公式サイトに同じ内容が出ているかを確かめてください。問い合わせ先として公表されているのは、メールの toiawase@trustbank.co.jp だけです。

au PAY ふるさと納税など、9つの寄附サイトも止まっている

さくら市の案内に並ぶ、停止中の9つの寄附サイト
出典:さくら市「ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」への不正アクセスによる個人情報の流出とポータルサイトの一時停止について」(2026年10月21日掲載、10月22日取得。題名と一覧を抜粋し、赤枠と注釈を追加)。

栃木県さくら市の10月21日の案内によると、ふるさとチョイスの関連サービスとして、ふるさとチョイス本体、ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング(GCF)、au PAY ふるさと納税、セゾンのふるさと納税、KABU&ふるさと納税、ふるラボ、Vふるさと納税、マルイふるさと納税、ふるさと納税デパートの9サイトが使えなくなっています。

これらのサイトでは、ふるさとチョイスが止まっているあいだ申し込めません。ほかの寄附サイトでも、ふるさとチョイスとデータを連携している自治体では受付を止めている場合があります。たとえばJRE MALLふるさと納税は10月19日、連携する一部の自治体で寄附を止めると案内していました。なお同サイトは10月21日23時ごろからサイト全体が緊急メンテナンス中で、その案内にふるさとチョイスとの関係は書かれていません。

寄附や決済が済んだか分からないときは、申込みを重ねない

10月19日の停止直前に決済の途中で画面が止まった場合、画面だけでは受付や決済がどこまで進んだか分かりません。確認メール、手元の受付番号、利用した決済手段の履歴を見比べ、寄附先の自治体に確かめてから次の申込みを決めてください。履歴に表示がないことだけで、未決済と決めつけないようにします。

岡崎市の案内など、自治体も寄附受付の停止を告知しています。問い合わせるときは、寄附日、自治体名、受付番号があれば用意し、自治体の公式サイトから窓口を確かめてください。今回の停止で、済んだ寄附が自動で取り消されるという案内は確認できていません。

ワンストップ特例のオンライン申請ができないときは、紙の申請書がある

ワンストップ特例(確定申告をしなくても寄附金の控除を受けられる手続き)の申請先は、ふるさとチョイスではなく寄附先の自治体です。ふるさとチョイスを経由するオンライン申請がいま使えるかは、寄附先の自治体の案内で確かめてください。

オンラインで出せなくても、紙の申請書を寄附先へ郵送する方法があります。期限は自治体の案内に従います。たとえば長野市は「寄附をした年の翌年1月10日(必着)まで」としています。今年の寄附なら年明けまで時間があるので、再開を待つか紙で出すかは、寄附先の案内を見てから決めて間に合います。

続報はどこで確認する?

再開や調査の続報は、トラストバンクのニュースルームとふるさとチョイス公式サイトに出ます。発表は、流出した情報の項目や件数、再発防止策が確定し次第知らせるとしています。SNSや届いたメールのリンクからではなく、自分でこの2つのページを開いて確かめてください。

カバー:Deden0deden/CC BY-SA 4.0。ふるさとチョイスの過去のイベント会場。今回の停止を撮影した写真ではありません。トリミング・背景と文字の追加。加工後の画像もCC BY-SA 4.0で提供。

更新履歴

  • ▸2026年10月22日:運営会社の10月20日発表(会員情報4,454,097件の流出、再開時期は未定)を反映。さくら市の10月21日の案内から停止中の9サイト、パスワードの使い回し先の変更、ワンストップ特例の紙での申請を追記し、タイトルとカバーを差し替え。
  • ▸2026年10月20日:初版公開(10月19日のサービス一時停止の発表を受けて作成)。
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