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MKPポイントカードにログインできない・使えない。復旧はいつ?名鉄協商の不正アクセスで対象になるサービスと漏えいの範囲

名鉄協商のMKPポイントカードは6月23日からマイページにログインできず、クーポンや来店ポイントの申請も止まっている。復旧は年内が目標で日付は未定。漏えいのおそれがある情報の項目、カリテコやパーキングなど個別案内の対象になった11のサービス、いまやっておくことをまとめた。

ニュース2026年9月7日公開
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名鉄協商のMKPポイントカードは6月23日からマイページにログインできず、クーポンや来店ポイントの申請も止まっている。復旧は年内が目標で日付は未定。漏えいのおそれがある情報の項目、カリテコやパーキングなど個別案内の対象になった11のサービス、いまやっておくことをまとめた。

マイページにログインできない。駐車料金の精算だけはできる

MKPポイントカード公式の8月27日の案内。新規会員登録、クーポン、来店ポイント申請、マイページへのログインが利用できないこと、復旧は年内目標であることが書かれている
名鉄協商 MKPポイントカード公式サイト(2026年9月7日 筆者確認、赤枠と注釈は筆者)

MKPポイントカードのマイページは、2026年6月23日の朝から開けない状態が続いている。2026年9月7日時点で公式の最新の案内は8月27日付で、新規会員登録、クーポンの利用、来店ポイントの申請、マイページでの手続き(クレジットカードでのチャージ、商品交換、会員情報の変更、カードの再発行、解約)がすべて止まっている。駐車場の精算機でMKPポイントを使うことと、チャージ済みの残高で払うことはできる。

復旧は「年内」が目標。日付はまだ決まっていない

名鉄協商は8月27日の案内で、年内のサービス再開を目標に段階的に復旧作業を進めていると書いている。安全性を最優先にしているため、再開の時期が変わることもあると添えている。6月23日の第一報では「復旧まで相当日数を要する可能性がある」としか書かれておらず、日付が出たのはこの8月27日が初めてになる。

先に戻ったサービスもある。カーシェア「カリテコ」の新規入会と会員情報の変更は7月22日に再開した。MKPビジネスカードは利用明細の閲覧と請求書のダウンロードが使えるようになっている。通販サイトの名鉄カナエルショップは8月17日から一部の商品の販売を再開した。MKPポイントカードのマイページは、この中で最後まで残っている。

貯まらなかったポイントとクーポンは、復旧後にまとめて戻る

6月23日以降の駐車場の利用分は、ポイントが付いていない。名鉄協商は利用実績を自社で記録していて、復旧後に対象の会員へ順次ポイントを付けると案内している。だから駐車場を使うときは、これまでどおりMKPポイントカードを精算機に挿しておく。挿さなかった分は記録に残らない。

  • 誕生月クーポンと毎月のめきょぱクーポンは、障害期間中に使えなかった分を復旧後に補填する予定
  • 来店ポイントは申請そのものができない。障害期間中に申請できなかった分は付与されない(公式FAQ Q11)
  • 1月〜6月利用分のボーナスポイント(例年7月1日付与)と、月ぎめ駐車場・予約P・カリテコ利用分のポイントは付与が遅れている
  • 解約もいまは受け付けていない。復旧後に手続きできるようになる

漏えいのおそれがあるのは氏名・住所からパスワードまで。カード情報は対象外

漏えいのおそれがある会員情報の項目。氏名、住所、性別、生年月日、電話番号、メールアドレス、パスワード。クレジットカード情報は対象外と明記
名鉄協商 MKPポイントカード公式サイト(2026年9月7日 筆者確認、赤枠と注釈は筆者)

MKPポイントカード会員で漏えいのおそれがあるのは、会員登録のときに入力した氏名、住所、性別、生年月日、電話番号、メールアドレス、パスワード。ポイントチャージに使うクレジットカードの情報は外部サービスで扱っているため対象外で、駐車場の利用そのものも別のシステムなので関係ない。名鉄協商は8月上旬に対象者へメールで案内を送っていて、届かなかった人のために8月27日にサイトにも掲示した。9月7日時点で、実際に情報が外に出たことを示す事実は確認されていない。

自分は対象か。名鉄協商が個別に案内を送った11のサービス

名鉄協商が9月3日時点で個別案内を送った11のサービスの一覧
名鉄協商公式サイト(2026年9月7日 筆者確認、赤枠と注釈は筆者)

名鉄協商は9月3日時点で、11のサービスの利用者に個別の案内を送ったと公表している。カーシェア「カリテコ」の個人会員と法人会員、名鉄協商パーキングのオーナーと月ぎめ駐車場の契約者、MKPポイントカードの会員、駐車サービス券とMKPギフトカードの購入者、名鉄カナエルショップの利用者、ゴントランシェリエ オンラインストアの利用者、旧保険代理店システムの登録者、「WEBナビ名鉄のハイキング」の賞品引き換え申込者、名鉄ミューズポイントからmanacaチャージ券への交換の申込者が入っている。案内は郵送かメールで届く。登録した住所やメールアドレスが古いと届かないので、名鉄協商の公式サイトにある一覧で自分が使っているサービスを確かめる。

カリテコの会員は免許証の情報も対象。退会した人も含む

カリテコ会員で漏えいのおそれがある情報。氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証情報のほか、一部はクレジットカード情報。退会済み会員も含む
名鉄協商カーシェア カリテコ公式サイト(2026年9月7日 筆者確認、赤枠と注釈は筆者)

カリテコの個人会員は、入会申込書に書いた氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証の情報が対象で、一部の会員はクレジットカードの情報も含まれる可能性がある。すでに退会した人の情報も含まれる。法人会員は法人名、住所、連絡先、代表者の情報、口座の情報、カリテコに登録した社員の免許証の情報が対象になっている。ゴントランシェリエ オンラインストアの利用者については、8月20日に個別の案内を送ったこと以外の項目は9月7日時点で公表されていない。

いまやっておくこと

  • MKPポイントカードのパスワードを他のサービスでも使っているなら、そちらを先に変える。MKP側はマイページに入れないので、いまは変えられない
  • 名鉄協商や名鉄、金融機関を名乗る電話やメールに応じない。名鉄協商は電話で会員の情報を聞くことはないと明記している
  • 案内が届いたかどうか、自分が対象かどうかの問い合わせは 0120-353-276(名鉄協商お客様相談窓口、平日9時〜17時)
  • 駐車場を使うときはMKPポイントカードを挿し続ける。復旧後のポイント付与はこの記録をもとに行われる

原因はランサムウェア。6月19日に侵入の痕跡、23日にサーバーが止まった

名鉄協商は2026年6月23日の朝に不審なアクセスを検知し、一部のサーバーが止まったため、すぐにシステムの切り離しとネットワークの遮断を行った。外部の専門機関と調べたところ、6月19日にランサムウェア(データを暗号化して身代金を要求する不正プログラム)による不正アクセスの痕跡が見つかった。7月2日にこの経緯を公表し、7月28日に複数のサーバーが攻撃を受けて顧客情報が漏えいしたおそれがあると発表した。個人情報保護委員会と警察へは報告済み。どこから入られたのかは公表されていない。

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Backend Engineer / AWS / Django / Go