
フクビ化学の不正アクセス、顧客情報は対象? 管理者3人と英語サイトの最終報
フクビ化学工業の最終報は、海外向け英語サイトと管理者3人の情報への影響を公表。顧客情報を保存していない範囲、国内システムとの違い、ハッシュ値の扱い、調査完了と再公開未定を整理します。
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フクビ化学工業の最終報は、海外向け英語サイトと管理者3人の情報への影響を公表。顧客情報を保存していない範囲、国内システムとの違い、ハッシュ値の扱い、調査完了と再公開未定を整理します。
フクビ化学工業は、海外向け英語サイトへの不正アクセスで、管理者3人のアカウント情報に漏えいの可能性があると公表しています。顧客・取引先の個人情報は対象サイトに保存されておらず、その外部流出の痕跡や証拠は確認されていません。
10月29日の最終報は調査完了を伝える一方、対象サイトの再公開時期は未定としています。以下は2026年11月5日に確認した公式の最終報と同PDF全文に基づきます。
対象は一部の英語サイト。国内サイト・基幹システム等とは別の環境

対象は、海外子会社のFUKUVI VIETNAM・THAILANDのサイト、建材製品の英語特設サイト、屋外家具ブランドFandalineの英語サイトです。会社は、外部事業者のレンタルサーバーで運用していた一部の海外向けサイトと説明しています。
国内のコーポレートサイト等を管理するサーバー、基幹システム、社内ネットワークとは別の環境で、本件によるそれらへの影響は確認されていないとしています。また、検出した不正プログラムの中に閲覧者のPCを直接感染させるものは確認されず、公表時点で閲覧者への影響も確認されていないと説明しています。
管理者3人のプロフィール表示の形跡。パスワードはハッシュ値が対象の可能性

攻撃者が管理者3人のプロフィール画面を表示した形跡があり、漏えいの可能性がある主な情報として、ログイン名・表示名・会社メール・パスワードのハッシュ値を挙げています。ハッシュ値はパスワードを照合するために変換した値で、平文のパスワードそのものとは異なります。
会社は、該当する従業員に通知し、個人情報保護委員会への報告も実施したとしています。一方、対象サイトには顧客・取引先の個人情報を保存しておらず、その外部流出を示す痕跡・証拠も確認されなかったと報告しています。管理者の情報と、一般の閲覧者・顧客の情報を分けて確認してください。
9月2日に最初の侵入、16日に発覚・停止。最終報の時点で再公開日は未定

専門機関の調査によると、最初の侵入は9月2日で、サーバーを遠隔操作する不正なプログラムが設置され、同じサーバーの各サイトへ被害が広がったとしています。9月16日に発覚し、被害拡大を防ぐため対象サイトを停止しました。
最終報は、セキュリティ対策と監視を強化し、安全に復旧・公開できる条件が整い次第、順次再公開する方針です。調査が完了したことを、すべての対象サイトが再開済みという意味にはできません。再公開の案内は同社公式サイトで確認してください。
確認履歴:2026年11月5日。根拠は10月29日の最終報と公式PDFです。
対象範囲・管理者情報の図とカバーはフクビ化学工業公式PDFの実物抜粋に見出し・赤枠・説明・字幕を追加しました。再公開方針の画像は公式最終報HTMLのChrome実画面です。各画像に出典と確認日を記載しています。

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