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選べるe-GIFTに不正アクセス、勝手に交換の被害も。自分は対象?いま使える?

全日空商事の「選べるe-GIFT」で不正アクセスが公表されました。交換できない障害は8月27日朝に復旧済みで、不正アクセスとは別件です。ギフトを受け取った個人の情報は漏えい対象外。何が使えて何が止まっているかを公式発表の画面つきで整理します。

ニュース2026年8月28日公開 本日更新
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この記事のポイント

全日空商事の「選べるe-GIFT」で不正アクセスが公表されました。交換できない障害は8月27日朝に復旧済みで、不正アクセスとは別件です。ギフトを受け取った個人の情報は漏えい対象外。何が使えて何が止まっているかを公式発表の画面つきで整理します。

法人向けデジタルギフト「選べるe-GIFT」を運営する全日空商事(ANAグループの商社)が、2026年8月24日に不正アクセスの被害を公表しました。企業のキャンペーンやアンケート謝礼でこのギフトを受け取り、「交換画面が開けない」「交換できない」と検索してこの記事にたどり着いた方が多いと思います。

ギフトの交換機能は、2026年8月27日朝の時点で復旧しています。8月26日17時頃から27日8時頃まで交換できない状態が続きましたが、運営元はこの障害を「システム起因のエラー」とし、不正アクセスとは別件だと説明しています。一方、不正アクセスの影響で法人向けの一部サービスは止まったままで、こちらの復旧時期は発表されていません。

いま何が使えて何が使えないのか、自分の情報は漏れたのか、受け取ったギフトはどうなるのかを、公式発表の画面つきで順に整理します。記事の内容は2026年8月28日に確認したものです。

いま「選べるe-GIFT」は使えるのか

選べるe-GIFT公式サイトのお知らせ。2026年8月26日17時頃から27日8時頃の交換障害が復旧済みで、不正アクセスとは一切関係ないと説明している
選べるe-GIFT公式サイトの復旧のお知らせ(2026年8月27日)。2026年8月28日に撮影。注釈は筆者

受け取ったギフトをPayPayマネーライトやAmazonギフトカードなどに交換する機能は、現在は使えます。8月26日の夕方から翌27日の朝にかけて交換できない状態がありましたが、公式サイトに復旧完了の告知が出ています。

紛らわしいのですが、この「交換できない障害」と「不正アクセス」は別の出来事です。公式の告知にも「先日発生いたしました不正アクセスとは一切関係ございません」と明記されています。障害の期間中に交換を試して失敗した方も、ギフト情報が漏れたわけではないと案内されています。

いま交換がうまくいかない場合は、この障害とは別の原因(メールに記載されたギフトURLの有効期限切れなど)の可能性があります。まず公式のよくあるご質問を確認し、解決しなければページ内の利用者向けお問い合わせフォームから連絡できます。

不正アクセスで何が起きたのか

全日空商事のプレスリリース第1報。不正アクセスで契約企業担当者の個人情報が漏えいした可能性があり、一部サービスを停止中と説明している
全日空商事のプレスリリース(第1報)(2026年8月24日)。注釈は筆者

全日空商事の発表によると、2026年8月11日から12日にかけて、サービスの管理運用システムに第三者が不正にアクセスしました。契約企業の担当者の氏名やメールアドレスの一部が記載されたページが数分間閲覧され、さらに一部の利用者の「選べるe-GIFT」が第三者に勝手に交換される被害も確認されています。

これを受けて、法人向けの一部サービスが停止されています。どのサービスがいつまで止まるのかは第1報では明らかにされておらず、復旧時期も未発表です。発表が「第1報」とされているため、続報が出る見込みです。

全日空商事は不正アクセスの経路を遮断したうえで、外部の専門機関による調査を進めており、個人情報保護委員会への報告と警察への被害申告も行ったとしています。

自分の情報は漏れたのか

漏えいした可能性のある個人情報の一覧。担当者名・企業名・企業ID・ログインID・メールアドレスの一部が対象で、ギフトを受け取った個人は対象外
第1報より、漏えいした可能性のある個人情報の範囲。注釈は筆者

立場によって答えが変わります。ギフトを受け取っただけの個人は、漏えいの対象外です。全日空商事は受け取った個人の情報をそもそも取得・保持していないため、漏れようがないと説明しています。

漏えいの可能性があるのは、ギフトを配る側である契約企業の担当者の情報です。対象は担当者名(氏名、または姓・名のいずれか)、企業名、企業ID、ログインID、メールアドレスの冒頭3文字とドメインの5項目で、クレジットカードなどの金融情報とパスワードは含まれていません。対象となる企業と担当者には、8月24日から順次個別に連絡されています。

注意したいのは今後の二次被害です。担当者名とメールアドレスの一部が漏れた可能性があるということは、全日空商事や「選べるe-GIFT」をかたる偽メールが届きやすくなるということです。公式も、身に覚えのない連絡が届いたらURLを開かず添付ファイルも開かず破棄するよう呼びかけています。ギフトの案内を装ったメールでも、送信元とリンク先をいつもより慎重に確認してください。

勝手に交換されてしまったギフトはどうなる

第三者に不正に交換された事象について、全日空商事は該当する契約企業に事象と内容を個別に連絡し、対応を進めていると説明しています。裏を返すと、自分のギフトが不正交換の対象かどうかは、ギフトの配布元(キャンペーンを実施した企業)経由で知らされる流れです。

受け取ったギフトを交換しようとして残高が消えている・すでに交換済みになっているといった心当たりのない状態に気づいたら、ギフトの配布元か、公式サイトの利用者向け窓口に問い合わせてください。契約企業の担当者向けには専用の法人窓口が案内されています。

続報はどこで確認できるか

今回の発表は第1報で、停止中サービスの復旧時期や調査の結果はこれからです。続報は次の2か所に出ます。

この記事も続報が出しだい更新します。

参照元

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堀川 慎

Backend Engineer / AWS / Django / Go