トップ/記事一覧/カンナムオンニの個人情報流出、何が漏れた?日本向けの精査結果と確認方法
カンナムオンニ:美容医療アプリの流出対象情報と確認方法

カンナムオンニの個人情報流出、何が漏れた?日本向けの精査結果と確認方法

日本の利用者約4.8万人が対象とされたカンナムオンニの個人情報流出。運営は日本の予約時の写真やカード番号の漏えいを否定しています。自分の対象項目の照会方法と、ログインできない場合の窓口、補償の申請期間を確認します。

ニュース2026年9月11日公開
目次
この記事のポイント

日本の利用者約4.8万人が対象とされたカンナムオンニの個人情報流出。運営は日本の予約時の写真やカード番号の漏えいを否定しています。自分の対象項目の照会方法と、ログインできない場合の窓口、補償の申請期間を確認します。

カンナムオンニ(Unni)の個人情報流出で、日本の利用者約4.8万人が対象と発表されています。ただし、日本の利用者の予約登録時の写真やクレジットカード番号は漏えいしていないと、運営のHealing Paperは精査結果を公表しました。

写真を含む全体の発表だけでは、自分に何が起きたかは分かりません。日本向けの追加情報を踏まえ、公式の照会画面で自分に該当する項目を確認してください。以下は2026年9月11日時点の情報です。

日本の利用者について、写真やカード番号の漏えいを否定

全体の発表から日本向けの精査結果、自分の対象項目へ確認を進める図
公式発表を基に作成した説明図(AI生成)。日本の予約時の写真について漏えいを否定。

運営が日本向けに漏えいを否定したのは、口コミおよび予約登録時の写真、クリニックの症例写真、相談動機、クレジットカード番号・暗証番号です。公式の一次報告には9月9日更新として掲載され、9月10日の追加発表でも説明されています。

一方、一次報告の全体の対象項目には、氏名・連絡先、予約した施術やクリニック、施術日時、決済金額や方法などが含まれます。「カード番号は漏れていない」と「決済に関する情報は何も漏れていない」は意味が異なります。全項目が全員に該当するという発表でもありません。

出典:運営の一次報告・9月9日更新9月10日の日本向け精査結果

自分の漏えい項目を確認するには

公式の「個人情報漏洩内容の照会」を開きます。ログインできる人は「漏洩内容を照会」から進んでください。対象者へのSMS・メールの案内は9月7日に行ったと運営は説明していますが、通知の有無だけで対象外と判断せず、公式の入口で確かめるのが確実です。

公式照会画面。ログインできない人や退会済みの人向けの照会入口もある
出典:Unni公式照会画面(2026年9月11日撮影)。個別の判定結果は未確認。

ログインできない人・退会済みの人

同じ画面には「非会員・退会済み会員・ログイン不可会員の照会」があります。そこから「海外にお住まいですか?」を選ぶと、海外在住の非会員・退会済み会員はPASS本人認証でオンライン照会できず、カスタマーセンターに問い合わせるよう案内されます。日本で利用していた人が、この本人認証で行き詰まったまま確認を諦める必要はありません。

日本向けの専用窓口は cs.jp@healingpaper.com です。海外向け照会画面には別の共通窓口も表示されますが、日本語での相談先として、9月10日の日本向け発表にある専用窓口を記載しています。

照会機能は、公式告知の掲載日から30日間の提供と案内されています。本記事の公開日から30日間という意味ではありません。編集時には照会入口と問い合わせ案内までを確認しました。個人の対象判定、本人認証の完了、補償の受領までは検証していません。

補償は5,000ポイント。アプリ内で申請

対象者への補償はUnniポイント5,000ポイントで、現金の返金という案内ではありません。受付は2026年9月10日10時から30日間、アプリ内の補償申請リンクから行うと発表されています。ポイントの利用期間は付与日から1年間です。

申請画面を開けない場合や対象か分からない場合は、専用窓口に確認してください。受付の締切時刻や個別条件は、実際の申請画面・窓口の案内を確認する必要があります。出典:運営の補償案内

クリニックや割引案内を装う連絡に注意

運営は、Unniやクリニックを装った連絡、割引などを口実にリンクを開かせる連絡に注意を呼びかけています。同社からSMSや電話で個人情報を尋ねることはないとしています。

確認や補償を急がせる連絡が届いても、そのリンクから個人情報や金融情報を入力せず、アプリや公式告知を自分で開いて確かめてください。これは二次被害を防ぐための注意であり、今回の漏えいによる詐欺被害の発生を確認したという意味ではありません。出典:運営の注意事項

いつ起きたのか。ログイン不具合との関係は未確認

運営によると、9月4日に相談履歴を照会する連携機能(API)への不正アクセスが発生し、翌5日にも別経路からの再アクセスを遮断しました。一次報告の対象人数は全体で219,665人、うち日本は約4.8万人です。

ログインや電話番号認証ができない症状について、今回の漏えいが原因だとする根拠は、確認した公式発表にはありません。ログイン不具合だけで漏えい対象と判断することもできません。対象かどうかは、症状から推測せず照会画面や窓口で確認してください。

avatar-m-1

Backend Engineer / AWS / Django / Go